MIGHTY JAM ROCK|人生の半分レゲエをやってきて見えてきたモノ
私事で恐縮だが、16歳の時に初めて行ったレゲエイベントのスペシャルゲストがMIGHTY JAM ROCKだった。それから永い永い月日が流れ、JUMBO MAATCH、TAKAFINの2人が40歳を迎えた年に彼らのインタビューをおこなう機会に恵まれるとは、何という因縁だろうか?過ぎていく時間の中で去っていった人も、もう二度と会えない人もいる。だけど僕も彼らも未だ“ココ”にいる。マイクを握って20年のダンスホールのベテランたちは今、何を想うのだろう?12月3日に16作目となるアルバム『GOOD TO BE GOOD』のリリースパーティーを間近に控え、慌ただしい最中の3人をキャッチし、話を聞いた。
HDM:今回このインタビューをやるにあたって、久々にマイジャの過去音源をずっと聴いてたんですけど、JUMBOさんTAKAFINさんのレコーディングデビュー曲って(2人がコンビで出した)『CHAMPION』なんですよね?
JUMBO MAATCH:ハハハハハ。
TAKAFIN:いかにも(笑)。もう20年ぐらい前の曲ですね。
HDM:ね!で、あれ『LARGE UP』(※1)に入ってた曲だから、今年でちょうど20年なんですよ。
JUMBO MAATCH & TAKAFIN:おお~!!
(※1)ジャパニーズレゲエのオリジネイターRANKIN TAXIが96年にリリースしたコンピレーションアルバム。同作に収録された『CHAMPION』は、JUMBO MAATCHとTAKAFINのレコーディングデビュー曲。
HDM:そう。96年に出たコンピの曲だから、今年で丸20年。何か僕も感慨深くなっちゃって…。どうですかこの20年振り返ってみて?
JUMBO MAATCH:いやー、何か日常で過ぎていってしまってるから。普段はあんま意識しないんやけど、この前90sの曲で、PART 2 STYLE(※2)でやろうっていうイベントがあって。で、7インチを掘ってたら、「この曲久しぶりやな~!」っていう曲がほとんど20年前とかそんなんで。もう「その間の20年、俺ら何してたんやろう?」みたいな気持ちに一瞬なって(笑)。
TAKAFIN:まぁ20年ずっと音楽できててよかったな、ってのはありますね。レゲエできててよかったな、っていう。
(※2)7インチを裏返して、B面の歌なしカラオケで歌う伝統的なラバダブフリースタイルの形式。
HDM:ほんと「マイジャの歩みは日本レゲエの歩み」だと思うんですよ。初期の作品をずっと聴き直してましたけど、最初の頃は音とかも全部ジャマイカのトラックメーカーに作ってもらってたじゃないですか?それが最新作では9割以上日本人のトラックメーカーになって。20年の間にいろいろと進化したんだなと。
JUMBO MAATCH:うんうん。やっぱ俺らもやってる過程でどんどんその割合が増えていって。初めの頃はジャマイカ人のが多かったけど、どんどんこっちでやってる人の人数が増えていったり、クオリティも上がっていったからね。やっぱりこう、綿密に話もできる方が何かと詰めやすいことも多いんで。
TAKAFIN:アナログからデジタルへの進化の中でやりやすくなった、ってのもありますね。
HDM:全部国産でまかなえるようになったんだなってのはね、凄く思うんですよ。
JUMBO MAATCH:かと言って、向こうの人らとやりたくないって言ったらそんなことはなくて、相変わらず向こうの一線の人らにもプロデュースしてもらいたいとう気持ちはもちろんある。
BOXER KID:だからこそ改めてジャマイカ人の凄さっていうのも分かるというか。
HDM:ちょっと否定的な言い方になっちゃうんですけど、最近の子って「ジャマイカを完全無視」とかもあったりするわけじゃないですか。それはそれだけ「日本のレゲエ」というものが成熟したということでもあると思うんですけど。でもマイジャの最新作を聴くと『FLEX』とか『HEAVENLESS』とか(※3)、そういう定番オケのリメイクもあって、ベーシックなものに根ざしてるんだなというのを凄く感じるんですね。基本に忠実…というか。
TAKAFIN:そこってやっぱ僕らみたいなジャマイカのレゲエを知って始めた人間と、ジャパニーズのレゲエを知って始めた人間の違いもあるんかなと思うんですよね。
BOXER KID:後まぁ情報が少なかった分、掘り下げやすかったってのもあるし。
TAKAFIN:いい時期に始めれてよかったと思いますね。アナログの時代からやってたっていうのはこれからも結構な強みだと思います。
(※3)共にレゲエの大ネタリディム。『FLEX』はかのRIHANNAが自身の楽曲に使用したこともあり。『HEAVENLESS』はご存知コール&レスポンスの大定番、HALF PINT『GREETINGS』のトラックとしてもお馴染み。
HDM:TAKAFINさんはBOB MARLEYからレゲエを聴き始めたんですよね?
TAKAFIN:そうですね。THE BOOMがBOB MARLEYの『WAITING IN VAIN』をカバーしてて、それでレゲエを知ったっていうのが僕の始まりなんですよ。
HDM:当時は宮沢さんも「MIYA & YAMI」(※4)とかの頃ですよね。
TAKAFIN:ああーありましたね。
(※4)『島唄』『風になりたい』などのヒット曲で知られるTHE BOOMの宮沢和史氏が、90年代ジャマイカのレゲエシンガーYAMI BOLOと結成し活動していたユニット。ちなみにYAMI BOLOは未だにこの時覚えた日本語でジャマイカにやって来る日本人ギャルを口説くそうな。
HDM:JUMBOさんは何を聴いて始めたとかあるんですか?
JUMBO MAATCH:僕はTAKAFINと小学校からの同級生で、もともとこっち(TAKAFIN)がBOBとかにハマってた時期に聴かしてもらったりしててんけど、その時はいまいちピンときてなかったみたいで、あんまり興味がなく。高校へ上がったぐらいにダンスホールレゲエを聴かしてもらって、そっちにまずドンズバでハマっちゃったみたいな。特にBUJUの声にすげーインパクトを受けて。そこからどんどん掘っていった、みたいな感じすね。
HDM:当時は何の曲が好きだったんですか?
JUMBO MAATCH:ハマった一番のきっかけは『TOO YOUNG』かな。
HDM:名曲ですね!
JUMBO MAATCH:でもなー、後々歌詞の内容とかも分かるようになったら「こんなことを言ってたのか!」っていう(笑)。
HDM:あるあるですね(笑)。その頃ってダンスの現場はどんな感じだったんですか?
JUMBO MAATCH:その頃って俺が始めた頃?まぁ言うても俺らもガキやったから。行ってどう目立つかぐらいしか考えてなかったかな(笑)。で、今よりもっと情報のなかった時代やから。現場にいた先輩らも相当マニュアルのない感じやったし。だから今の人らが聴いたらビックリするようなセレクションとかしてたんちゃうかなって思いますけどね。良くも悪くも。
HDM:JUMBOさんはその後ぐらいに「マイク1本全国DEEJAY武者修行」とかされてますよね。
JUMBO MAATCH:えっ俺そんなんしたっけ(笑)?
HDM:僕は北陸の人間なんですけど、富山ではラーメンマン(※5)の家に泊めてもらい、福井ではゴローさん(※6)の家に泊めてもらい、って感じだったと思うんですよ、確か(笑)。
JUMBO MAATCH:あーそうそう。武者修行じゃないけど、北陸にハマった時期があって。福井に滞在した時期もあった、そーいや!で、その時にチンピラー(※7)とかシバキマン(※8)とか、ハンバーグマン…今で言うSING J ROY(※9)とかに初めて会って…懐かしいなぁ(笑)。
(※5)富山のレジェンドDEEJAY。「夜食食欲そそるラーメン~♪」
(※6)GOROLYN。JUNGLE CNP JAHでDEEJAYとして、またZION HIGH PLAYERSのセレクターとしても活躍した福井のレジェンド。「東尋坊それに原発越前ガニ花らっきょ~♪」
(※7)北陸富山を代表するレゲエアーティストであり、富山野獣会のドン。
(※8)同じく富山県を代表するレゲエアーティスト。近年では同郷のラッパーNAOとのユニット「昭和の兄弟」でも精力的に活動中。
(※9)北陸福井を代表するレゲエアーティスト。近年では全国各地の教育機関を行脚し、レゲエ楽曲を採り入れた授業を展開する「レゲエの先生」としての顔も。「ハンバーグマン」はデビュー当時の彼の芸名であるが、ラスタになる過程で「さすがにハンバーグはまずいだろ…」ということで改名。
HDM:僕が16歳の時、初めて行ったマイジャがゲストのダンスを主催してたのがFOOT BEAT(※10)だったんですよ。
JUMBO MAATCH:おお~!じゃあRODEM(CYCLONE)と一緒ぐらいなん?ソロバン君?
(※10)B-BOY系のセレクトショップとしては北陸で知らぬ者はいない程であった福井の銘店。「ヨッチン」ことオーナーの高松氏は癌により2013年永眠。まだ53歳という若さであった。
HDM:いや、オザワ君(RODEM CYCLONE)の方がぼくの3つぐらい上なんですよ。もう地元では大先輩で。
TAKAFIN:オザワ君(笑)!
JUMBO MAATCH:俺らが初めて行った時はまだRODEMも「無口なオザワ君」って呼ばれてて、全然喋らへんヤツやって、ほんまに(笑)。で、JUDGEMENT SOUND STATION(※11)のツアーに同行するってことになって、帰ってきたらすっごい喋るようになってた(笑)。
(※11)今や伝説となった日本のサウンド。99年、UKにて開催されたサウンドクラッシュ「GLOBAL GOLD CUP」に日本代表として出場し、優勝。これは同年のMIGHTY CROWNの『WORLD CLASH』初優勝より1カ月ほど早い出来事であり、事実上の「日本初のサウンドクラッシュ世界チャンピオン」となる。MCのTUCKERは現在、ROCKERS ISLANDの代表。このJUDGEMENTが90年代末におこなったジャパンツアーに同行したのが福井のオザワ少年であり、後年、サウンド「RODEM CYCLONE」として一躍全国にその名を轟かすこととなる。
HDM:(笑)。福井話で言えば、FOOT BEATの高松さんも3年ほど前に亡くなっちゃいまして…僕あの時ね、JUNBOさんがTWITTERでそのことに触れてくれたのがムッチャ嬉しかったんですよ。
JUMBO MAATCH:俺もすっげえ世話なったからさ。
HDM:初めてFOOT BEATがマイジャを呼んだのってまだBOXERさんがノーギャラの時代だったと思うんですけど(笑)、もう高松さんは自分の息子のようにマイジャのことを語ってましたよ。
JUMBO MAATCH:いやいやいやほんまに。残念やもんその話は。今聞いても。いつ聞いても。ゴローさんもさ、ちょっと前に癌になったやんか。でもゴローさんは治ったやん?だから、もしかしら高松さんもそんな感じで治るんちゃうかなって期待が凄くあったんやけど…。
HDM:あれはね、ほんといま思い出しても涙が止まらないですよ…。
HDM:ちょっと話がそれてしまいましたが、BOXER KIDさんはレゲエとの出会いはどんな感じだったんですか?
BOXER KID:んー、まわりの先輩でレゲエのミックステープを持ってる人が結構多くて、それを聴かせてもらったところからですね。ほんで近くのレゲエバーで働きだしたり、クラブのキャッシャーやったり、みたいなところから入っていきました。鮮明に覚えてるのは…「BUJUがラスタになった!」とか、「GARNETTが殺された!」とか、レコード屋やクラブでそういう情報いろいろと耳にして、それを自分で深く調べて、さらに好きになって…の繰り返しでしたね。
HDM:そこから、「TOKIWA第6の男」みたいになり、『音楽成就』(※12)があり…みたいになってくわけですか。
BOXER KID:そうですね。でも第一線でやってる人たちの中に参加させてもらって「歌わせてもらってた」って感じですけどね、当時は(笑)。
JUMBO MAATCH:(『音楽成就』より)『BAD BAD』(※13)の方が先やったっけ?
BOXER KID:いや、同時期ぐらいじゃないすか?98年…やったかな、あれ?
(※12)約1年間の活動を経て発展解散した伝説の集団「TOKIWA」の最初で最後のライブ音源。1999.3.21@BAYSIDE JENNY
(※13)RANKIN TAXIが90年代に制作したコンピレーションアルバム。『BAD BAD east』『BAD BAD west』『BAD BAD’98』の3作品がリリースされ、後にRANKIN TAXIのMC入りノンストップミックス『BAD CHICE』として1枚にまとめられる。『吸飲希望者』(BOXER KID)も『MISSION 005』(TOKIWA ALL STARS)も『車内充満』(TAKAFIN)も、すべてこの『BAD BAD』に収録されていた名曲。
HDM:懐かしい!『BAD BAD』と言えば『吸飲希望者』ですよね!
BOXER KID:あれが僕の初めてレコーディングした作品ですね。
JUMBO MAATCH:あれに『MISSION 005』も入ってたんやんな?
HDM:入ってましたよ。「ミッションナンバファ~イブ♪」ですよね。
JUMBO MAATCH & BOXER KID:そうそれそれ(笑)。
HDM:いやー『BAD CHOICE』もね、高校生の頃むっちゃ聴いてたんで。
JUMBO MAATCH:そうや『BAD CHOICE』や!
HDM:ね!『BAD EAST』と『BAD WEST』があり、最終的にはランキンさんが『BAD CHOICE』にまとめる、みたいな。もう~むっちゃ懐かしいすよ。あの変形SLENG TENGでね、「そろそろ吸飲希望者殺到~♪」って(笑)
BOXER KID:ありがとうございます(笑)。
HDM:青春の1枚ですもん!あの最後の『車内充満』とかね、めっちゃ上がります。ぼく昔、オカマイさん(※14)に「『車内充満』は実話なんだよ!」って聞いたことがあって、それはちょっと「マジか!」って感じでしたね。
JUMBO MAATCH:何でオカマイが(笑)。いやオカマイと俺らもだいぶ古いからなー。オカマイがまだレゲエのことに関わりだす前から知ってるから。イエローキャブのマネージャーやってた時期からさ。
TAKAFIN:同い年やしね、俺らと。
(※14)ご存知ジャマイカ在住「VIBES姉さん」。日本レゲエ界の重要人物のひとり。
HDM:あのちなみに今年でJUMBOさんTAKAFINさん何歳ですか?
JUMBO MAATCH:40歳!で、 BOXER KIDがひとつ下の39歳。いや~、もうなんか辛いわー(笑)。
HDM:いやいや何をおっしゃいますやら(笑)。でも本当に僕らの世代って…あの僕は31歳なんですけど。本当にマイジャとかを見て、「これがレゲエなんだ!」って思って育ってきた世代なんで。まあ、そういうの聞くと「20年の歴史」を感じますねぇ!
JUMBO MAATCH:いやほんまにほんまに(笑)。だから今、逆算して(自分たちが始めた頃)まだ生まれてへん子とかおったりしてさ。18歳で歌ってるとか、そう考えたら…その子らと俺ら、「どんな話したらいいんやろう?」って(笑)。
BOXER KID:「まだ生まれてませんけど~」っていうね(笑)。
JUMBO MAATCH:俺らからしたらさ、例えば『CORDUROY』とか『PEPPER SEED』とか(※15)、まあ青春のリディムやなって感じやねんけど、今の子らからしたら、もうファンデーション(古い曲・名曲の意)みたいな感じやん?だからその辺の感覚も全然ちがうわけで…でも知ってる分、その辺は強みにしていこうってのはあるけどね。
TAKAFIN:(今の子たちも)聴いて欲しいよね。俺らがカッコええと思ったもんを!
(※15)共に90年代一世を風靡したレゲエの名作リディム。
HDM:最近KENSAWさん(※16)が亡くなられたじゃないですか。自分、KENSAWさんと言えばまっ先に1LOW feat. JUMBO MAACHの『GHETTO RED HOT』(※17)が浮かぶんですが…。
JUMBO MAATCH:やっぱ北陸の人は結構それ言うよね!
(※16)関西ヒップホップ界のレジェンドDJ。DJ TANKOとLOW DAMAGEとしても活躍。オリジナル赤い目ふくろう。2016年永眠。
(※17)DJ KENSAWがプロデュースした北陸福井の重鎮ラッパー1LOWの佳曲であり、SUPER CATの同名異曲でもある。フィーチャリングに若き日のJUMBO MAACH。KENSAW + 1LOWでのユニット「2WIN DOPE」としても活動を共にした。
HDM:どうですか、今のその、気持ち…と申しますか。
JUMBO MAATCH:俺らは大阪の吹田ってとこ出身やねんけど、当時KENSAWさんもそこに住んでたんよ。あまり北大阪に住んでるブラックミュージックやってる先輩がいなかったから、唯一って言っていいくらい俺らにとっては数少ない地元の凄い人やって。そういうのもあって共通の知り合いから「一緒に曲やってみてくれへんか」って話がまわってきた時はビックリしたし、できたのがあの曲やねん。初めて1LOWさんのラップ聴いた時は「何じゃこれ!?」でしたね。「これにどうやってのっけたらいいんやろう?」みたいな。いい意味でね(笑)。
HDM:1LOWさんはオールドスクールと言うか何と言うか…独特な感じですよね。
JUMBO MAATCH:またその1LOWさんとKENSAWさんが組んだら、もうなんつーの?「DOPE」ってこのことを言うんやな、みたいな。深海やったわ、マジで。
HDM:自分が16歳の頃なんですけど、福井での2WIN DOPEのリリパに行ったんですよ。BRIDGEっていう100人も入ったらいっぱいになるような小箱やったんですけど、その100人中女の子は5人くらいで(笑)。その5人の女の子は隅っこの方で「アタシ達どうすればいいんだろう…」みたいな顔して固まってるという(笑)。
JUMBO MAATCH:ありえるありえる(笑)。
HDM:えらいとこ来てもーたなと。10代のよき思い出です(笑)。しかし、「ひとつの時代が終わった」というか…まぁそんな感じはね、ありますよね。
JUMBO MAATCH:俺らは幸いにも「自分のやってきたことを残せる」っていうか、世に。KENSAW君もそうやって音で残してるから。存在が消えても、そのやった業績って言うんかな、それはずっと残るわけで。またそれがいつか再評価される時代が来るかもしれんし。誰かがそのリメイクをやるかも知れんし。そういう意味では「死んでない」って言うかね。
HDM:「肉体は滅びても作品は永遠」と言うか。
JUMBO MAATCH:その時、「自分のやれることをやり切った方がいいな」と思った。評価されるのは何を残したかであって。KENSAW君はちゃんと音で残してるわけで。それはやっぱり考え直させられた。
HDM:今後の展望などありましたらお願いします。
BOXER KID:マイジャ的には、12月3日に最新アルバム『GOOD TO BE GOOD』のリリパをやって、今ちょっと制作してる曲もありつつ、で、来年のHIGHEST MOUNTAINも計画しつつ、春には『JAPANESE ANTHEM』っていう日本語の曲しかかからないダンスもまた仕込み中なんで、もろもろ乞うご期待!って感じでよろしくお願いします。
TAKAFIN:アルバムも今年で16枚目なんで、20作は絶対行きたいなっていう目標もちょっと見えてきつつ、17枚目のアルバムに挑もうかな、っていう。まあ個人個人もそれぞれ活動しつつ、やっていけたらなとは思ってます。
JUMBO MAATCH:僕は来年にソロアルバムを出そうかなって。2年ぐらいかかってじっくり作ったヤツがそろそろ世に出せそうなんで。
HDM:なるほど。まあ、まとめると「レゲエはいいぞ!」ということで(笑)。
JUMBO MAATCH:ハハハ!まとまった(笑)。今日はありがとう!
おまけ企画 『マイジャがハマってるこの一曲』
MIGHTY JAM ROCKの御三方が最近ハマってる曲を「今日の気分」で1曲ずつ挙げてもらいました。20年間レゲエシーンの最前線を走り続けてきた3人は、一体どんな曲をピックするのか!?
JUMBO MAATCH:『BITTER BLOOD / DAMIAN“Jr Gong”MARLEY』
めちゃくちゃく格好いいし、やっぱりDAMIANは他のダンスホールDEEJAYとはちがう位置におる!作るサウンドやフロウも全然ちがうし、「トレンドに乗っかる」というよりは「自らがトレンドを作る」という姿勢には毎回感心させられる。
TAKAFIN:『STANDING SOLDIER feat. BIG BEAR / RISKY DICE』
聴いた感じがとにかくカッコいい!
BOXER KID:『12PM / ALKALINE』
日本人のプロデューサーが本場の最前線のアーティストを使って作ったビッグチューン!曲も普通にカッコいい!
EVENT INFORMATION

『GOOD TO BE GOOD』
日程:2016年12月3日(土)
場所:心斎橋サンホール
時間:18時開場 / 22時半終演
料金:前売3000円(D代別) / 当日3500円(D代別)
出演:(ARTIST)JUMBO MAATCH / TAKAFIN / BOXER KID / BOOGIE MAN / VADER / ARM STRONG / NATURAL WEAPON / STEREON / 卍LINE (SOUND)MIGHTY JAM ROCK / BURN DOWN / RODEM CYCLONE
RELEACE INFORMATION

MIGHTY JAM ROCK
GOOD TO BE GOOD
MJR RECORDS
MJRS-007
2300円(税別)
2016年8月31日発売